テレビを見なくなって何年も経ちます
最近オールドメディアって呼ばれるようになり
偏った意図によって流れる情報が峻別されている
という認識が広まりました
そんな政治的な話とは関係ないのですが
テレビから発信されるメッセージがどうしても
長いことしっくりきませんでした
ずーっと昔に、曽祖母とみた再放送のテレビは
侍は秘密を守るために舌を噛み口から血が溢れ
刑事は格好をつけて仲間をかばってうたれ
嘘みたいな量のタバコを吸い
涙を流さないように上を向いて歩き
幸せは自分から来ないといって三進二退で歩き
どんなに辛くても自分の役割をまっとうすることで幸せや誇りを掴み取ろう、という姿勢を格好よく思いました
それがだんだんと、人はみな生まれつき特別で他人に合わせる必要はなく、友達みたいな親子関係が理想で、キラキラした労働環境で働くことが格好よく、恋人を失うような不幸に見舞われることが特別で感動的、といったメッセージを感じるようになりました
昔は良かった、みたいな言葉は好きではありませんが
そういったテレビのメッセージが増えた結果
思いやりのある人が減ってしまったような気がします
自分のわがままを優先して人に無関心となり
子供に嫌われないように叱らず指導せず
仕事で思い通りにいかないとすぐに辞め
自分が特別だと思うために不幸自慢をする
という流れになってはいないでしょうか
私はテレビから離れた結果、映画と本にハマりました
物事をゆっくりと考える機会が増えました
もちろんエンターテイメント性の強い作品も好きです
最近はタイパが重視されて長時間の作品は
少し敬遠されるかもしれませんが
日々に不安や不満がある時は映画や本を考えるきっかけにするのもいいかもしれません

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